充填簡単!使い勝手が良いトンガリキャップ・チューブ容器
2024年8月30日
お客様の困りごと
粘度の高い洗浄剤を、最終ユーザーが使いやすく、かつ自社の設備で充填できるようなトンガリキャップ付きのチューブ容器をさがしておられました。
弊社がヒアリングしたこと
粘度の高い洗浄剤を充填するためには、生産量を上げる為にも充填口が大きいチューブが必要ということでした。
一般的なチューブ容器はエンドから充填するものが多く、お客様の設備では対応できないことがわかりました。
また内容物の保護の為にバリア性が必要でした。
【ヒアリングして気付いたこと】
・充填しやすい広い充填口
・顧客の設備に合わせた充填方法
・耐内容物保護の為にバリア性が必要
弊社からの提案
チューブ容器とトンガリキャップを別パーツで提案しました。チューブ容器のエンドはシールした状態で納品し、大きな口部(口径12.6φ)から充填後、手でトンガリキャップをしめてもらっています。チューブはバリア層のある多層チューブを採用したために、酸化防止、香料の抜けを防ぎます。
【弊社からの提案】
・エンドシールをしたチューブ容器
・充填しやすい大きな口径のチューブ容器
・耐内容物保護のためのバリア層のある多層チューブ
導入の流れ
■製品の特性と要求の明確化:
• 充填する製品の粘度、量、成分などを明確にします。
• 容器に求められる機能(耐熱性、耐薬品性など)を洗い出します。
• 最終製品のイメージ(デザイン、サイズなど)を具体化します。
■サンプル作成と評価:
• 選定したメーカーに、サンプル容器を作成してもらい、実際に製品を充填して評価します。
• 充填性、液漏れ、使いやすさなどを確認します。
■デザインの決定:
• サンプルをもとに、容器のデザインを決定します。
• ブランドイメージに合うカラーや印刷などを検討します。
■ 量産体制の構築:
• 最終的なデザインと数量を確定し、量産体制を構築します。
• 納期や品質管理についても、メーカーと詳細に打ち合わせを行います。
■充填設備の調整:
• 新しい容器に対応するため、既存の充填設備の調整が必要となる場合があります。
• トンガリキャップに対応したノズルや治具の準備が必要となる場合があります。
■ 実生産と品質管理:
• 量産を開始し、製品の品質管理を徹底します。
• 不良品が発生した場合には、原因を究明し、対策を講じます。
導入後のメリット
1. 製品の差別化:トンガリキャップは、一般的なキャップに比べて、製品の差別化に繋がります。
2. 使いやすさの向上: トンガリキャップは、少量の内容物をピンポイントで出すことができるため、量の調整を求められる製品に最適です。
3. 充填効率の向上: 口径の大きい容器に対応した充填機を導入することで、手作業による充填作業の効率化が図れます。
4. 製品の品質向上: 空気との接触を少なくすることで、中身の酸化を防止し、製品の品質劣化を防ぐことができます。
5. 顧客満足度の向上: トンガリキャップは、使いやすく、 製品に対する満足度が高まることで、リピート率向上や、顧客満足度向上に繋がります。
お客様の声
従来の充填設備で、粘度の高い製品の充填でのチューブ製品に苦労していました。
しかし、このトンガリキャップのチューブ容器を採用後、広い口部からの充填作業がスムーズになりました。
特に、お客様からは『少量ずつ出しやすく、使いやすい』との声を多数いただいています。
この容器を採用したことで、生産効率が上がり、顧客満足度も向上しました。
この事例についてのお問い合わせはこちら
記入もれの無いようお願いします。
全ての内容を入力されましたら「確認画面」ボタンを押してください。
1週間たっても連絡がない場合は、正しく送信されていない場合がありますので、お手数ですが再度送信していただくか、当社に直接ご連絡ください。