補助金活用事例・物流梱包機50%ダウンと作業性改善フィルム
2024年8月5日
お客様の困りごと
製品が輸送時に崩れてしまい破損してしまうというクレームが起きていました。
手動作業では、フィルムの張り具合や巻き方にばらつきが生じやすく、均一な包装が難しくなります。
このため、輸送中にフィルムが緩んだり、商品が損傷しクレームとなっていました。
またパレットに積むストレッチフィルムの巻き方も人によって違うということで困っておられました。
どのように状況陥っていて困っていたのか
ベテランの人が退職し、工場の人手が常に足りない状況とのことです。
募集しても人が集まりにくく辞める人も多い為、ストレッチを巻く人によってもバラツキが多い。
また人によってストレッチフィルムを巻く作業時間もバラツキあるとのことでした。
ヒアリングして気付いたこと
人手が足りていないこと、人の入れ替わりが多い為、包装の均一化ができていないこともそうですが、
手巻き包装をすることで、腰痛など発生しやすく作業者さんも嫌がっていました。
更に夏場は出荷場所に空調などが無い為、熱中症もしくは気分が悪くなりやすいがわかりました。
手動でストレッチフィルムを巻く作業は、労働者が転倒したり、フィルムの切れ端で手を傷つけたりする危険があります。
これにより、労災事故のリスクが増加します。
【導入前の課題のまとめ】
- 人材不足
- 労働環境
- クレーム
弊社からの提案
①全自動式梱包機と全自動機用フィルム
②半自動式の巻きつけ機とフィルムは手作業でも巻きやすく環境にも優しいエッジ強化タイプ
③梱包機に補助金を提案しました。
【補助金制度の一例】
- エイジフレンドリー補助金(全国) ➡対象投資額50%の補助(上限100万円)
- 地域未来投資促進法(全国) ➡特別償却40%、税額控除4%など
- 中小企業高付加価値化投資促進補助(三重県) ➡対象投資額10%の補助(上限1,000万円)
コストの問題もあり、②の半自動移動式タイプとフィルムはエッジ強化タイプの採用となり、
またエイジフレンドリー補助金(全国)も紹介し費用が採用となりました。
【選ばれた理由】
- ベテランの退職や採用難
- 巻き方の標準化を図りたい
- 腰痛等で手巻き包装が困難
- 補助金の活用
導入の流れ
パレットサイズ、使用量をヒアリングし 仕様環境の確認、搬入経路の確認、包装機(フィルム)の選定し、
更に実機の使用感を確認していただくために、デモ機貸出で実機の感覚を確認していただきました。
導入後にしたこと
納品時には、立会説明とフィルムの確認を技術者と確認。
フィルムとセットで納品しているため継続的な取引となり継続的に訪問し状況などを確認しています。
導入後の効果
女性や高齢者でも作業が楽となり、品質も一定化されました。
また手巻き用のフィルムも作業しやすく、少ない量であれば包装機が無くても作業しているのですが、
従来に比べると作業性が改善されているとのことです。
【導入の効果まとめ】
- 人手不足解消
- 労務対策 誰でも包装が可能に 安全対策
- クレーム削減
お客様の感想
早く購入すればよかったというのが感想です。
包装機は高いという印象があったのですが、予想よりも低価格な上に、補助金が使えたのが良かったです。
弊社担当者より
包装機は高いというイメージを持たれがちですが、低価格の半自動機のご紹介や
補助金の活用次第では半額で購入することも出来ます。
また薄肉で両端が折り返されているフィルムを採用されることで作業性が改善されます。
ぜひご相談ください。
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